Vol.3 「飾られた爪」と「手入れされた爪」は別もの

前回、コラムのプロローグで美しくあり続けることに「すごい」は必要ない、とお伝えしました。これは生活習慣に根付く意識とも考えることができます。私が学んできたアメリカ社会では握手やハグをすることが日常、ちょっとしたしぐさで相手の性格も伝わってきます。これは男女関係ありません。

その最たるものが手元。華美な装飾ではなく、常にお手入れされているか。ニューヨークで力をつけてきているビジネスマン、特に男性においてはきちんとケアされている方がほとんどです。 たとえ忙しくてもお手入れする余裕が心にある、その時間を定期的に生み出せることのほうが大事。私はそう感じました。それがひとつのステイタスにつながるのです。

疲れを感じるのは日常的なお手入れが必要であるサインですよね。 手元も然り。手元とは爪も含むすべてを指します。爪も皮膚です、疲れていくのです。爪の健康な状態をキープするためにも日常的なお手入れ、意識を高く持ちたいですね。

華美な装飾は、その瞬間を楽しむためのパートナー。日常は華美を引き立てるための健康的なお手入れ。 このコントラストがあると、爪をいたわる気持ちも変わってくることと思います。

• vol.9 爪切りに頼らない

• vol.8 タイミング良く、継続的なお手入れを

• vol.7 黄金比の爪

• vol.6 時間と手間をかけてこそ得られる「美爪」

• vol.5 手元年齢、ご存じですか？

• vol.4 爪は健康のバロメーター

• vol.3「飾られた爪」と「手入れされた爪」は別もの

• vol.2 大人の女性に【すごい爪】はいらない

• vol.1 ロングルアージュ セルフケアシリーズ開発の経緯